やっぱり「酒は百薬の長」

やっぱり「酒は百薬の長」
あるAnonymous Coward 曰く、 「酒は百薬の長」というのがまた裏付けられたようだ（米Yahoo! News、本家/.）。 飲酒者と非飲酒者とを比べた場合、飲酒者の方が長生きすることが分かっているという。この理由は明らかになっていないが、全く酒を飲まない人は過去に大酒のみであった経歴があり、これが健康に影響を及ぼしているという説もあるとのこと。しかし最近行われた研究では、過去に全く酒を飲んだことのない人の死亡率はやはり高いことが明らかになったとのこと。 この研究では55～65歳の飲酒者と非飲酒者を合計1824人、20年間に渡り追跡調査したとのこと。被験者のうち63%が男性であるという不均衡はあったが、調査期間の20年の間に「全く酒を飲んだことの無い被験者」の69%以上が死亡した。中程度に飲酒する人の死亡率は41%、大酒のみの死亡率は60%であり、どちらも全くの非飲酒者の死亡率を下回った。 この研究では社会経済的地位や身体活動レベル、親しい友人の数や社会的支援の質などを考慮し調整したとのことで、それでもなお全くの非飲酒者の死亡率が一番高かったとのこと。 ちなみに最も死亡率の低かった「中程度の飲酒」とは「1日1～3杯」程度とのことだ。 元記事には「酒を飲むことで社会交流が円滑になり、それによって精神的にも身体的にも良い影響がある」ことが1つの要因ではないか、との旨がある。一人で飲むのは長寿には意味なし、ってこと？ すべて読む | サイエンスセクション | サイエンス 関連ストーリー： 今度は沖縄で「萌え泡盛」登場 2010年02月12日 「退屈で死にそう」な人は実際に死亡率が高い？ 2010年02月10日 WHO、アルコール類の規制指針案をまとめる 2010年01月19日
ttp://slashdot.jp/science/article.pl?sid=10/09/02/0459259
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